2024.09.04
【最新情報が表示されない?】PCとスマートフォン、それぞれの環境でのキャッシュ対策をご紹介!
Webサイトを更新した後、変更が反映されているかを確認するためにWebサイトを開くと、「あれ?内容が以前のままで変わっていない。確かにデータに変更を加えたのに…。」そんな経験はありませんか?
そんな時に役に立つ、PC、スマートフォン、それぞれの解決方法をご紹介します。
Webサイトを更新した直後に、変更内容が反映されない原因のほとんどは「キャッシュ」にあり!
Webサイトを閲覧する際に使用するGoogle Chrome、Microsoft Edge、Safariなどの各種ブラウザには、閲覧データのキャッシュ(一時保存)機能があります。これは、同じWebサイトを再度閲覧する際に、キャッシュされたデータを利用して内容を表示してくれるので、ページ内容が表示されるまでの速度が速く、また、何度も同じデータをWebサーバーからダウンロードする必要がないため、データ通信費が抑えられる利点があります。 ただし、「Webサイトの更新を行った後に、最新の情報に更新できているかどうかを、すぐに確認したい」という時には、このキャッシュが邪魔をして、新しい内容に即時に切り替わらない、という問題が起こります。
キャッシュの削除をする(accentコラム)、という解決策がありますが、ここではもう少し簡易的な方法をPC、スマートフォン、それぞれご紹介します。
PCで確認する場合に便利な「スーパーリロード」機能
【 更新をしたのに内容が切り替わらない…。そんな時に助けてくれるスーパーリロード機能とは? 】
スーパーリロードは、時には「強制リフレッシュ」または「ハードリロード」とも呼ばれる機能です。スーパーリロードを実行すると、該当Webサイトのデータを全て、Webサーバーから強制的に取得します。これにより、ご利用中のブラウザに最新の情報を表示することができます。
【 リロードとの違い 】
一般的なリロード(再読み込み)は、キャッシュを利用して再度読み込みをする機能です。リロードだけでも、最新の内容に置き換わることもありますが、それができない場合は、スーパーリロードを使用すると、キャッシュに頼ることなく、サイトの最新状態を表示できます。
【 スーパーリロードの実行方法 】
スーパーリロードを実行する方法は、使用しているデバイスやブラウザによって異なります。以下に主要なデバイスとブラウザ別の方法を紹介します。
*「更新ボタン」は各ブラウザのメニューバーにある再読み込みボタンを指します。
◆Windows
Google Chrome / Microsoft Edge:
・Ctrl + Shift + R
・Shift + F5
・Ctrl + F5
・Shift + 更新ボタン
・Ctrl +更新ボタン
※上記いずれかの操作を行なうことでスーパーリロードが実行出来ます。
Firefox:
・Ctrl + Shift + R
・Ctrl + F5
・Shift + 更新ボタン
※上記いずれかの操作を行なうことでスーパーリロードが実行出来ます。
◆Mac
Google Chrome / Firefox:
・command⌘+ Shift + R
・Shift + 更新ボタン
※上記いずれかの操作を行なうことでスーパーリロードが実行出来ます。
Safari:
・Shift +更新ボタン
スマートフォンで確認をする時は「シークレット モード」や「プライベートブラウズ」を活用
AndroidではGoogle Chromeのシークレット モード、iPhone、iPadではSafariのプライベートブラウズ、それぞれWebサイトの更新チェックには便利です。
いずれもブラウザのプライバシー機能ですが、ユーザーがWebサイトを閲覧する際にプライバシーを保護するために設計されているため、Webページの閲覧情報等の詳細が保存されず、閲覧する時にも毎回新たにWebサーバーから読み込むため、キャッシュの影響を受けることがありません。(なお、シークレット モード、プライベートブラウズはPCのブラウザでもご使用になれますが、ここではスマートフォンでのご利用について、ご紹介します。)
※2024年9月4日時点の情報です
【 Android (Google Chrome)で便利なシークレット モードのやり方 】
1:AndroidスマートフォンまたはタブレットでGoogle Chromeを開きます。
2:右上の3つの点【…】から[新しいシークレット タブ]をタップ。
3:新しいウィンドウが表示され、シークレット モードにてWebサイトを閲覧します。
※左上にシークレット アイコンの表示があることで、シークレット モードになっていることが確認できます。
【 iPhone (Safari) でWebサイトの更新確認に最適なプライベートブラウズのやり方 】
1:iPhoneで Safari を開く。
2:タブボタンをタップします。
3:画面下部のタブバー、「プライベート」をタップ。
4:「+」をタップし、プライベートブラウズにてWebサイトを閲覧します。
※プライベートブラウズであることは、検索フィールドバーが濃い灰色になっているか、「プライベート」という単語が表示されていることで確認できます。
【 iPad (Safari) でWebサイトの更新確認に最適なプライベートブラウズのやり方 】
1:iPadで Safari を開く。
2:タブボタンを長押しします。
3:「 」をタップし、プライベートブラウズにてWebサイトを閲覧します。
まとめ
キャッシュの利用はWebサイトの速度向上に役立ちますが、最新の情報を見逃す原因ともなり得ます。Webサイトの最新情報を確認したいが更新されていないように見えるとき、スーパーリロードやプライベートブラウズ、シークレット モードは、非常に便利な機能です。次回、Webサイトの更新が反映されないと感じたら、是非この機能を試してみてください。
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accentコラム:
【主要Webブラウザ】キャッシュデータの削除方法(Chrome/Firefox/Edge/Safari)
参考サイト
Google Chromeヘルプセンター:
https://support.google.com/chrome/answer/95464?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid
Apple サポート:
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphb01fc3c85/ios
https://support.apple.com/ja-jp/105030
https://support.apple.com/ja-jp/111769