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GAタグの埋め込み忘れもカバー!サーバーログ型のアクセス解析「LogChaser」のご紹介

アクセス解析と言えば、最近では「Google アナリティクス 4(GA4)」が話題です。Web界隈の方であれば知っていて当たり前なツールですね。

弊社ではこの「Google アナリティクス 4(GA4)」の前身「Google Analytics(Google アナリティクス)」が登場する前の2002年から自社開発のアクセス解析ツールを提供しています。日韓ワールドカップが開催された年です。かれこれ20年以上サービスを続けています。

「LogChaser」というサービスです。

 

「Google Analytics(Google アナリティクス)」「Google アナリティクス 4(GA4)」などのビーコン型(タグ埋め込み型)と異なり、Webサーバーに蓄積されたサーバーログを元に解析する「サーバーログ型」のアクセス解析サービスです。

「サーバーログ型」のアクセス解析ツールを使われた方は最近では少ないかと存じます。
今回はこの「サーバーログ型」のメリット、デメリットをご紹介させていただきます。

サーバーログ型アクセス解析のメリット・デメリット

【メリット1】解析タグの埋め込み忘れにも対応できます!

最近、よく「LogChaser」に関してお問い合わせいただくケースではこれが最も多いです。タグの埋め込み忘れに気づいた時には時すでに遅し。過去に遡ってタグは埋め込めません。
しかし、サーバーログ型では過去のアクセスログがあれば解析できます。

【メリット2】ZIP、PDFなどのデータファイル、画像ファイルのアクセスも解析可能です

アクセスログはWebサーバーへのアクセスをひと通り記録しています。ですので、ZIP、PDF、画像ファイルなどから「ランディングした」ということも解析が可能です。私のお客様の案件では、実はTOPページの次にランディングで多かったのは説明資料のPDFファイルだったということも解析できてWebサイト改善に活かすことができました。

【メリット3】導入しやすい、サイトの改修が不要です

メリット1でもお伝えしています様に「ログがあれば解析可能」です。
特別な解析を行わなければ、Webサイトの改修が不要です。

【デメリット】リアルタイム性に弱い…

サーバーログ型は蓄積されたログを処理するため、リアルタイム性においては制限があります。「LogChaser」の場合は基本的に当日のログを翌日未明に毎日処理しています。お急ぎで結果をご覧になる必要がなければ気にならないと思いますが。

ログファイルの準備:サーバーログはどこにあるの?

オンプレミスのWebサーバーやAWSなどのサーバー以外のレンタルサーバーでもアクセスログは取得できるケースが多いです。例えば弊社で普段よく利用させていただいている「さくらインターネット」の共用サーバーでは以下の様に設定すると、FTPでアクセス可能な領域にサーバーログが生成されます。

さくらインターネットコントロールパネル:アクセスログ設定

さくらインターネットコントロールパネル:アクセスログFTPダウンロード

お使いのレンタルサーバーのFAQ等でご確認されると良いです。

まとめ

サーバーログ型のアクセス解析をご紹介させていただきました。
サーバーログ型はとにかく、サーバーログが手元にあれば解析できるのがメリットです。Google アナリティクス 4(GA4)のメリットも併せて並行して運用ももちろん可能です。

LogChaserについて

LogChaserについてはこちらをご覧ください。ご興味がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。